わかりやすいICT/IoTツールで、誰もが便利で暮らしやすい社会を作りたい

PROFILE

小出Start-up

森川役員付 てるちゃんプロダクトマネージャー|入社年:2010年(中途入社)


大学院修了後、精密機器メーカーでエンジニアを経験。その後、IT業界へ転じ、家業を含む6つの新規事業を経験。2010年4月KDDIウェブコミュニケーションズに入社、2011年にboundio事業部GMに就任。2013年4月にTwilio事業部GMに就任。2017年12月から農業IoT「てるちゃん」リリースに向けて準備、2021年3月てるちゃん事業開始。プロダクトマネージャーを務める。2008年に社会人MBA修了。

入社を決めた理由

事前に企画が決まった新規事業への参画の話はよくありますが、アイデア出しの企画初期から事業計画&実行までをまっさらの状態から携われるチャンスは滅多になく、ゼロから新規事業に携われるということで入社を決めました。

所属部署について

農業IoT「てるちゃん」の企画〜開発〜提供まで全て行っています。毎朝、社内外5名の開発メンバーがZoom上に集まってスクラム会議を行っています。会議の最後には司会者から1名指名され、その日の意気込みを一言で語るイベントがあり、毎朝ドキドキしています。社外メンバーが多いため、Slack&GitHubを中心にコミュニケーションを取っています。

3月に正式版リリースを果たし、現在はちょっとだけホッとしつつも、てるちゃん正式版リリースに間に合わなかった足りない機能の充実や、管理機能・自動化ツールなどバックオフィス機能の充実などの開発を進めています。

また、新規事業は儲かってナンボなので、さまざまな営業マーケティング活動に取り組んでいます。

現在の業務内容、仕事でのやりがい・大切にしていること

農業IoT「てるちゃん」をゼロから企画して、世の中へ送り出し、利益を上げる役割です。
農家さんとともに実証実験を進めてきたのですが「てるちゃんは素晴らしいので早く正式サービスにしてください、もう離れられない」といった声をいただき、とてもやりがいを感じながら働いています。

働く上で大切にしていることは3つあります。1つ目は、農家さんにとっていかに役立つ製品にできるかということです。てるちゃんのコンセプト「シンプル機能、かんたん設置、低価格」からブレずに、どれだけ盛り込み、いかに削ぎ落とし、使いやすい製品に仕上げるかというところです。2つ目は、チームメンバー全体に情報を共有して、チームワークよく進めることです。3つ目は、健康でなければ誰しも力を十分に発揮できないので、チームメンバーにも自分自身にも、健康面では気を配ることです。

ちなみに、社会人MBAで学んだ知識や論理は、事業を構築する上での礎として大いに役に立っています。一方で、新規事業開発で一番役に立っているのは、自己資金で立ち上げた家業での経験でした。毎晩遅くに会計を締めて、だんだん減っていく資金残高にヒヤヒヤしながら、起死回生の施策を考えては実行する日々。試行錯誤が功を奏して、単月黒字に転じた時の喜びはひとしおでした。企業における新規事業も決してラクではありませんが、このときの経験のおかげで「どんと来い」と自信を持って取り組むことができています。

長い期間在宅勤務をする中で、心がけていること・工夫していること

仕事中の姿勢に気をつけています。できるだけ立ってパソコン操作したり、座るときは骨盤を立てて坐骨で座ったりするなど心がけています。
以前はオフィス通勤だけで1日8,000歩程度歩いていましたが、在宅勤務で外に出ないと1000歩に届かず終えてしまうこともあるので、時々動くことと運動することを心がけています。50分間座りっぱなしでAppleWatchに怒られ、罰としてスクワット30回やったり、運動不足解消にランニングをするようになりました。また、10年前から続けているヨガは、柔軟性や良い姿勢を維持したり、心身のリラックスにはうってつけです。

以前から出張が多く、たまに出勤すると「レアキャラ」と呼ばれていたほどなので、2020年3月からの在宅勤務にさほどの特別感はありません。

今後の目標

農業IoTを広く普及させて、農家のみなさんにハッピーになってもらいたいと思っています。別の言い方をすれば、農業のICT/IoT化を普通のことにして、日本の農業を強くすることに貢献できればと。わかりやすいICT/IoTツールで、誰もが便利で暮らしやすい社会を作りたいですね。