サービス紹介

OUR SERVICE



CPIとは?

ビジネス向けレンタルサーバーサービスです。1997年に創業して以来、一貫してビジネス向けのサービスとして、企業のホームページ、サービスサイト、キャンペーンサイトなどを構築する際や、独自ドメインでのメール運用で、必要なインフラ部分であるサーバーを提供し続けており、業界でも20年以上続く老舗ブランドとして知られています。

創業した当時は、企業が独自ドメインのホームページを持ち、メール運用するには多額の投資をしないとできなかったので、大企業しか利用できないという状態でした。しかし、中小企業が小額の投資でもインターネットが持つ力を最大限活用できるように、低価格で簡単にご利用いただけるサービスとして、CPI をスタートし、提供し続けています。

CPIには大きく2つのプランがあり、一台のサーバーの中に複数のお客様の領域を作り、低価格で提供している「共用サーバー」と、一台のサーバーを一社で占有してご利用いただくため、他社のサーバーの使用状況に影響を受けず、セキュリティ面がより安全な「専用サーバー」があります。専用サーバーの中には「マネージド型専用サーバー」と「root権限付き専用サーバー」があります。

中小企業のお客様でエンジニアがいる会社は少なく、自社でサーバーの構築・運用をできないケースが大半です。そこで、サーバーの構築・運用は CPI にお任せ頂いて、エンジニアがいなくても使えるのが共用サーバーとマネージド型専用サーバーです。

 root 権限付き専用サーバーは、お客様でサーバーの構築と運用も行いたいというケースに対応するもので、自社でサーバーのチューニングや、独自の構築など、細かい設定をしたい方向けに提供しています。

他社との違い

まず、業界の中では、「ビジネス向け」「コンシューマー向け」と大きく2領域にマーケットが分かれており、CPIはビジネス向けのサービスを提供しています。コンシューマ向けは、ブログやアフィリエイトサイトの運用などの個人利用の目的で使われるケースが多く、膨大なトラフィックを想定されていないので、トラフィックが集まりすぎると落ちてしまうことも多いです。そのかわりに、価格が安く設定されています。

それに対し、ビジネス向けは、企業の事業用途で使われているので、サイトにトラフィックが集まっても影響がでない安定性や、メールがサクサク使える快適性を重要視しています。また、万が一何かあった時にすぐ対応するサポート窓口というのも求められてきますので、そういったところでコンシューマ向けとは、ポジショニングが異なってきます。

共用サーバーでの例
▲共用サーバーでの例

また、ビジネス向けサービスの中での他社との違いは、ウェブ制作会社とのお付き合いが非常に多いことです。ウェブ制作会社がCPIをクライアントに紹介する際、安心してお薦めできるような安定・快適なサービスを作り上げています。ウェブ制作会社にウェブサイトを運用する上での必要な要件を聞き取りながら、バックアップシステム(SmartRelease)やテスト環境を準備したり、プログラムの対応部分なども細くバージョンを設定するなど、ウェブサイト運用という観点では他社と比べると非常に快適性・信頼性が高いことがCPIの強みです。

ウェブ制作者をラクにする視点で自社開発した(SmartRelease)(共用サーバーに標準搭載)
▲ウェブ制作者をラクにする視点で自社開発したバックアップシステム(SmartRelease)(共用サーバーに標準搭載)

ウェブ制作会社とのやり取りをこれまで積み重ねている経験から、ウェブサイトのリニューアルの相談を頂いた際も、単にサービスの案内をするわけではなく、お客様の予算ややりたい事を汲み取った形で、専用サーバーだけではなく、共用サーバーと組み合わせる提案などもします。質問いただいたことに対して自社スペックの説明だけをするのではなく、お客様一人一人に合わせた提案や、長くお使い頂くためにお客様にご利用いただいているサービスに問題がでないように、先回りして提案していくという動きもしています。

業務分担について

大きく「営業」「カスタマーサービス」「サービス設定」「請求・入金」「サービス企画推進」「情報システム」に分かれています。「営業」はお客様からお問い合わせがあった際に対応し、お申し込みいただけるようにサービスの提案を行います。「カスタマーサービス」では、新規のお問い合わせの対応や、ご利用いただいているお客様から問い合わせがあった際に対応します。「サービス設定」は、ドメイン取得やサーバー設定などを行い、「請求・入金」では契約時や更新時に、お客様への請求書の発行や支払確認を行っています。そして、「サービス企画推進」は、プロダクトの次の仕様などの企画を推進、「情報システム」は、契約管理や業務システムの運用管理を担っています。

そして、他部署(技術本部/開発部・運用部、マーケティング本部)との連携も多いです。

新しいサービスを作る際には、CPI事業部(サービス推進部、営業部、カスタマーサービス部)とマーケティング本部で、各部署から見た観点からどういうサービスにするか企画して要件を固めます。

要件が固まったら、技術本部が実際にプロダクトを開発します。そして、実際にサービス提供する際に、運用というフェーズを担ってくれているのが運用部です。運用部は、サーバーのメンテナンスや日々の運用状況の確認を行い、何か問題があったらすぐ対応します。

また、サービスのマーケティングやプロモーション、サービスサイトのデザイン・運用などはマーケティング部が担ってくれています。

サービスを売って終わりではなく、契約していただいてから長くお使いいただけるように、個々の部門が単独で動いているわけではなく、連携して動いています。サービスをどんどん良くしていけるように日々努力をしています。

これまでの変遷

お客様のウェブサイトやメールの使い方は、創業した1997年と比べるとかなり異なります。ウェブサイトだけみても、HTMLで作られた単純なものが多く、 掲示板や問い合わせフォームのみというレベル感のものが主体でしたが、WordPress や Movable Typeなど、CMS の登場により急速にウェブサイトを活用していくという流れが出たタイミングで、レンタルサーバーサービス自体もガラッと変わりました。

以前であれば、HTMLで作ったものを置いておく場所という位置づけで、サーバー自体に求められる要件は多くはありませんでしたが、CMSの登場により、プログラムがしっかり快適に動くという事が必要になってきました。また、プログラムがインターネット上に公開されているということになるので、ウェブサイトのセキュリティの重要度が増しました。そのため、セキュリティは変遷の中で充実させた部分の一つです。

現在は、業務でのメール利用の重要度がますます高くなり、またコンテンツマーケや、ウェブサイトを使ってのキャンペーンなど、ウェブサイトを使ってビジネスを仕掛けていくということが当たり前になってきており、サーバーが快適に使えるかどうかで、お客さんのビジネスも左右される状況によりなってきています。快適に安定したサービスをできるように、よりサービスのレベル感を上げ提供できるように努めています。

CPIの今後の目標

長くビジネスで使えるレンタルサーバーをしっかりと提供し続けるということが大切だと考えています。

長く安心してお使いいただく事を目指しているため、自社のサービス基盤や基幹システムの刷新などに投資をして、安定したサービス提供し続けるために、自分たちのレベル感をもう一段階あげようとしています。

この先、ウェブサイトやメールに関しては重要度が増していくと予想しています。そこで、ビジネス向けレンタルサーバーならKDDIウェブコミュニケーションズの「CPI」だとお客様にしっかり認識してもらえるところまで、目指して進んでいきたいと思ってます。ホスティング業界は成熟したマーケットですが、ここでより突き抜けていくことを目指していきます。