STAFF INTERVIEW

「Canva」に賭けた男の熱い想い

大原 武 Takeshi Ohara

Webサービス事業本部本部長 | 2009年入社

Webサービス事業本部本部長 兼Canva事業部 ゼネラルマネージャー。2009年新卒入社。Jimdo事業部を経て2017年3月Canva事業部に異動。2019年4月より現職。


「Canva」との出逢いは?

僕はもともとJimdo事業部にいたのですが、「自分のスキルアップのために、何か他のことがしたい」と当時の上司に相談したところ、「新規サービスの立ち上げをやってみるか」と声をかけてもらい、「ぜひ!」と返事をしたところから始まりました。そこからいろいろなスタートアップを調べていく中で「Canva」を見つけたんです。2013年頃のことでした。


「Canva」に対する第一印象は?

当時はまだ「Canva」のβ版を招待制で公開しているようなフェーズだったのですが、それなのにすごい完成度だったんですね。デザインのできない僕が「『Canva』を使えば簡単にデザインできるなんて!」と感動しました。それで「『Canva』でいきたい」と社内を通して、オーストラリアのCanvaチームにコンタクトを取ったら、「まだ日本での公開は考えていないから、ちょっと待って」と言われちゃって。それでも待てないから、直接オーストラリアに行ってCEOやCOOに会い、僕がどれだけ「Canva」を好きか、なぜ「Canva」が日本人に必要なのか、といったことを訴えたところ、「それじゃあ一緒にやろう」という話になりました。

そこからリリースまでの流れは?

日本版を一緒にやることは決まったものの、口約束だけで契約を結んでいたわけではありませんし、「日本よりもマーケットが大きいスペイン語圏を先にやりたい」と言われたので、結局、2017年5月24日の正式リリースまで、約3年かかりましたね。ビジネスはヒト対ヒト。約3年の間で何度か、彼らが来日したときにプライベートで会っていましたし、彼らとの間に信頼関係は築けていると信じていたので、僕は他の仕事をしながら気長に待っていました。


「Canva」のリリースを実現できた秘訣は?

これはもう僕の「Canva」に対する“熱量”だと思います。こんなことを言うと怒られるかもしれないけれど、スタートアップを探していたときに、“会社の利益になるかどうか”という目線ではなく、“自分が心の底からそのサービスを好きかどうか”だけで見ていたんですよね。自分に熱量がなければ、どれだけがんばってもスケールしないと思っていたので。「こんなに素晴らしい『Canva』を日本のみなさんにも使ってもらいたい!」という気持ちが本当に強かったから、3年間待っても自然と熱量は維持できたのだと思います。

最後に、今後の目標は?

「Canva」のミッションである“Empowering the world to design”を実現するために、Japan Leadとして“Empowering Japan to design”の世界観を作っていくのが目標です。もちろん「Canva」のユーザーが増えてくれるのは嬉しいけれど、それ以上に僕が体験した「『Canva』を使えば自分でもデザインができるんだ!」という感動を、少しでも多くの人に味わってもらえるといいですね。